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小林よしのり
2014.9.22 03:18

稲田朋美「河野談話の見直し」を否定


産経新聞(自民党新聞)で稲田朋美がインタビューに応えて、

河野談話の見直しが目的化してはいけない」と言っている。

やっぱりそうなるな。

河野談話の見直しはできない、やる気もない、それが安倍首相の

真意である。

稲田朋美はそれがわかった。

だから「河野談話の見直しが目的化してはいけない」と言っている。

 

櫻井よしこを女王と仰ぎ、朝日新聞をバッシングしている奴らは、

河野談話の見直し」を要求してたはずだ。

ならば当然、安倍政権を「弱腰外交」と叩くはずである。

これが民主党政権なら、猛烈に叩くところだ。

 

ところが安倍ちゃんを困らせたくないから、「河野談話の見直し

という主張は今後消えていくだろう。

安倍ちゃんなら自虐もOK

安倍ちゃん教の信者なんだからしょうがない。

 

ただし、自称保守&ネトウヨは、なぜ「河野談話の見直し」が

できないかがわかってない。

なぜ安倍首相が「河野談話の見直し」をしないのかがわからない。

頭が悪いだけならまだしも、恐ろしいことに理由を知りたい

とも思わない。

 

自称保守派&ネトウヨは、「河野談話の見直しが目的化しては

いけない」と聞いて、一瞬、ぽけ―――――っとして、

じんわりこう思うだけだ。

なんや知らんけど、見直さないと言うてはるから、なんか事情が

あるんやろなあ。あてはなんもわからんけど、安倍ちゃんが見直さ

ない言うてはるんなら、おとなしゅうなるしかないさかいなあ。

あてら難しいことは考えられへんから・・へへへぶしゅしゅ・・

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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